コスパのいいおすすめの資格は何!?「無い」by資格17個取った筆者

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

コスパの良い資格は何か

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コスパのいいおすすめの資格は何か。

これまでコスパの良さを重視して資格17種類取った筆者が難易度と役立ち度合いからコスパの良い資格は何かを考えてみました。

結論から言うと「コスパの良い資格」はありません。

広く浅い資格はコスパが悪い

僕が学生時代に極力コスパ重視で取った資格は以下の通り。

  • 宅建士
  • ファイナンシャルプランナー(中小事業主資産)/英検/漢検/簿記/ビジネス会計2級
  • フランス語検定3級(3級から履歴書に書ける)
  • 会計ソフト実務検定1級
  • 危険物取扱者乙種1~6類
  • 毒劇物取扱者
  • 食品衛生管理者
  • 普通運転免許
  • MOSエクセル/ワード
  • TOEIC
  • ほめる達人検定3級ほめる達人検定3級の講義、試験問題の内容と感想
  • 市民救命士
MEMO
コスパ的に簿記も英検もFPも2級で打ち切り1級は目指しませんでした。

この程度の資格でも勉強していない人は落ちるので、ドヤ顔していた時期もありますが恥です。

残念ながらこんな程度の浅い資格は幅広く持っていても何の役にも立ちません。

一つ一つはコスパの良い資格を目指したつもりでも、全部ほぼ役に立たないので逆にコスパ悪くなってしまいました。

簡単な資格に価値はない

昔からある意識高い系書籍の一つ『入社3年目までに勝負がつく77の法則』の筆者も

中谷彰宏

コスパのいい資格はない、時間のかかる資格は使える、若いうちはかけた時間の割に見返りの大きいものがあると思い込んでいるがそんなものはない。長いレンジの仕事にチャレンジしよう!

と言っています。

長期間同じ分野の仕事を続けて深めるからこそ、専門性が出て価値のある強みを持った人になれます。

コスパいい資格は実際に仕事で使う資格

コスパのいい資格は実際に使う資格

なので、実際に仕事で使う資格が一番「コスパのいい資格」です。

医者にならない人が医師免許取得するのはコスパ悪いのは誰でもわかります。

なのに、秘書検とか難易度が低いものになると急にその辺りが曖昧になってとりあえず取っておこうとします。

何の仕事がしたいか決まっていない段階で資格取るとコスパ悪くなってしまうのでまずはなんの仕事がしたいか探しに労力を注ぎましょう。

念のための資格には業務独占資格・必置資格がおすすめ

業務独占資格・必置資格

でも、「どうしても心配性だから資格武装したい」っていうなら具体的な仕事内容と結びついている「業務独占資格」か「必置資格」がおすすめ。

  • 業務独占資格→その資格がないと業務ができない資格(例:税理士、医師)
  • 必置資格→有資格者を置く必要がある資格(例:宅建士、食品衛生管理者)
MEMO
その代わり難易度も上がるので結局実際に仕事しないと超コスパ悪いです。

コスパいい資格よりやりたいことを見つけよう

繰り返しになりますが、こうやって「コスパいい資格ないかな〜」って調べる前に

「やりたいこと何かな〜」って考えてそれに資格がいる場合に資格取るのが一番コスパいいです。

僕みたいに下手にコスパを意識して資格取得に励んで、結局時間と労力を無駄にしてしまわないようにお気をつけください。