『エロイーズ~本当のワタシを探して~』の感想|自分を見失ってる人におすすめ

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

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あなたはもし自分の記憶が突然なくなったら自分が自分であることを思い出せそうでしょうか?

自身のない方にはフランスのコミック作家ペネロープ・バジューの『エロイーズ〜本当のワタシを探して〜』がおすすめなので感想がてら書いてみました。

ネタバレありですが、自分を見失っている人に超オススメな内容でした。

『エロイーズ〜本当のワタシを探して〜』とは

エロイーズ本当の自分を探して

フランスのコミック作家ペネロープ・バジューの「エロイーズ本当のワタシを探して」は色遣いがお洒落な1冊完結の漫画です。

『エロイーズ〜本当のワタシを探して〜』のあらすじ

自分を忘れたエロイーズ

始まりと同時に、物語の主人公、エロイーズはベンチに座っているのだが、自分が誰なのかも何故ここにいるのかもわからない。

自分の周りの物から、少しずつ自分の住んでいる場所、仕事、人間関係等の情報を集める。

  • 仕事は本屋の店員
  • この人たちは私の友達のようだが一緒にいても楽しくない
  • 途中、家中にはたくさんの手がかりになりそうなモノがある
  • あるもの全てを広げて並べてみたり、故郷と思われるところに行ってみるが自分が誰なのかはいつまでもわからない
  • あるのはどこにでもいそうな若者の私物ばかり
  • 彼女は毎回何か行動を起こす前にドラマティックな妄想してみるが、いつも普通の展開にしかならない。

結局、最後まで自分がどんな人物だったのかはわからない。

物語の最後にエロイーズは

エロイーズ

フフ、でももしかすると案外うまくやったのかもね

と言い、家の中の全てのものを捨て、過去にはとらわれずに生きていくことを決める。

エロイーズが記憶を失った理由

エロイーズが記憶をなくした理由

エロイーズは周りの価値観に流されて行動しているうちに自分を見失ってしまった。

だから、自分が誰なのかわからなくなり、ベンチに座っていたのでしょう。

物語の序盤に、記憶を失ってからの友人がくれる「今にも目を開きそうな人形」がヒントとなっています。

あなたはエロイーズになっていませんか

この本を読んだ自分を見失っている気がする人はもし自分が記憶を失ったら身の回りの物や事実から自分を見つけられそうか考えてみると面白いかも。

僕も考えてみました。

使う予定も考えずに資格を17種類取ったギターもベースもやったり、演劇サークルやってみたり、学部は心理なのに大学院は会計大学院に行ったり、V系バンドもアイドルも好きだったり米国株投資していたりして良く言えば興味の幅が広い人です。

でも、振り返ってみると周りに流されているつもりはなかったけどやってきたことに一貫性はなく、どれも浅いです。

僕はまだ20代ですが、年を重ねるごとに、自分を見失ってる感じが増している理由も改めてよくわかりました。

エロイーズは自分を見失っている人にオススメ

 

1冊完結で文字も少ないので1時間かからずに読めるので「自分を見失ってる」と感じている人にはエロイーズを読むことをおすすめします。

自らを手放す勇気が新しい流れを運んでくるという、人生において大事なヒントが隠されています。