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学生時代、軽音部でギターとベースどちらも経験した筆者がギターとベースを比較し、それぞれのメリットデメリット、どちらが簡単か、おすすめかを考えてみました。
ギターとベースの違いを比較
- ギター→基本的には弦は6本。複数の弦を抑えて音を出す。ボーカルの次に目立つポジション。
- ベース→基本的には弦は4本。基本弦を1本ずつ抑えて音を出す。ステージ上にいる裏方的ポジション。
ギターのメリットとデメリット
ギターのメリット
- 目立てる→多くのバンドでボーカルの次に目立つポジションで、ギターソロもあって見せ場があります。
- 1人でもできる→ギターなら複数の弦を同時に弾けることもあり、1人でインストロメンタルとして楽器だけで弾くことや、弾き語りをすることもできます。
- ベースより多彩な音を出せる→エフェクターを使うことも多く、いろんな音が出せます。また、タッピング、チョーキング等ベースより多彩な奏法を使えます。
ギターのデメリット
- 多彩な奏法を使えたり、エフェクターを使う機会も多いため同じ初心者レベルなら明らかにベースより難しいです。
バレーコードという一本の指で複数の弦を抑えるコードで多くの人が挫折し、早弾きにも苦労します。 - ギターだけではなく、エフェクターも持ち歩くことになるので荷物が多くなります。
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ベースのメリットとデメリット
ベースのメリット
- 初心者レベルではギターより簡単。どちらもやった僕としてはいざライブするときの練習負担が体感的にギターの半分くらい。
抑える弦は基本一本だしエフェクターもいらないので、スラップ等難しい技術を使わない限り、練習というより暗譜。 - ギターより人口少なめなので需要があります。
- 個人的な感覚かもしれないけど一度はやってみようと思われがちなギターではなくベースやってる方が音楽好きっぽい。
ベースのデメリット
- ギターより大きくて重い。楽器自体が大きいので立ち姿的に体格が欲しいです。僕は167cm細身なので抱える感じになってしまい女の子が弾いてるみたいになりました。(女子なら「萌え」ですが。)
- 見せ場が無い。滅多にソロもないのでライブ出ても見せ場がありません。
- ソロができない。上記の通りギターなら弾き語りできるけど、一人でベースラインだけ弾いても自己満足に終わりがち。
また、ベース持ち歩いてたら会った友達に
「弾いてみてよ」
って言われた時にベースラインだけ弾いても伝わりづらく、反応に困る空気感になります。
バンドの思い出作りにはベースがおすすめ
音楽そのものというより「バンドやってる自分かっこいい」的なファッション感覚や「バンドで思い出作り」という目的でやるならベースの方がおすすめ。
簡単なので練習時間も短くて済むし、エフェクターも不要。
ミスしても目立ちにくいし、実際は下手でも堂々と上手そうな雰囲気を漂わせておけば周りからは上手いと言われます。
音楽を趣味とするならギターがおすすめ
「ファッション感覚とか思い出作りじゃなくて音楽が好き」「オリジナル曲も作ってみたい」って人にはギターがおすすめ。
また、ベースからギターへの転向は難しいけど、ギターからベースは簡単なので即弾けるようになります。