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長らく愛用し続けてきた楽天経済圏を離脱しました。
楽天経済圏を離脱した理由
元々はポイント還元のことも考えると実質的には安いのが楽天の魅力でした。
そして、楽天ペイが普及してからは還元された期間限定ポイントの消化も簡単になっていた為、何も考えずに使い続けていました。
ところが、久しぶりに見直してみるとたいしてお得でもなかったのです。
楽天ポイントは店の負担で成り立っている
ポイント還元率が高いことを人々は喜びがちですが、ポイントはただで発生しているわけではなく、必ず誰かの負担の上に成り立っているのです。
楽天ポイントの場合は、大半を出店している店舗が負担しているのです。
そのため、店側としてはポイント還元しても利益が残るような価格設定をせざる負えません。
すると、結局ポイント分を上乗せして売るということになります。
良く買うものを比較してみると普通にアマゾンの方が安かったです。。笑
また、たまにキールズのように公式で買っても楽天市場で買っても同じ値段で購入者側から見れば完全に楽天市場で買う方がお得な場合があります。
でも、それは店が薄利多売戦略をとっているだけで、数売る分事務コストも増えるはずなので結局首を絞めていることになります。
なので、そもそもそんなことはずっと続くものではありません。
楽天プレミアムカードはあんま得じゃない
楽天プレミアムカードの年会費は11,000円ですが、一時期3年間年会費無料キャンペーンが開催されたときに作りました。
楽天ふるさと納税で利用することもあり、まあまあの金額を使うので、そのまま惰性で1年間ちょっと使い続けてきましたが、よくみると楽天プレミアムカードは普通の楽天カードより楽天市場での買い物の還元率が2%増えるだけなのです。
楽天市場で55万円買ってやっとプレミアムカードの年会費11,000円の損益分岐点に達します。55万円以下だと年会費の分だけマイナスとなります。
楽天ふるさと納税一強じゃなくなった
とはいえ、楽天市場年間55万円は楽勝でした。
何故ならふるさと納税を、ポイント還元率の高い楽天ふるさと納税を集中させていたからです。
ところが、それは過去の話。
現在(2023)ではふるなび、マイナビふるさと納税等、他のふるさと納税サイトでも還元率10%等はたたき出せるようになりました。
それらのサイトで何らかの還元を駆使して購入したアマゾンギフトによるAmazonPay等と組み合わせれば、楽天ふるさと納税以上の還元率となることも増えてきました。
ふるさと納税を楽天でやらないとなると、楽天市場で年間55万円も買い物する可能性はかなり減ってしまいます。
年間55万円買い物しなさそうなので、楽天プレミアムカードは解約しました。
するとますます還元率は下がります。
楽天モバイルを解約した
楽天モバイルがゼロ円じゃなくなってからでも楽天市場で買い物する人にとってはSPUの還元率が高まり、ポイント還元分で実質ゼロ円運用が可能でした。
でも、上記の理由で楽天市場メインで買い物しなくなり、楽天モバイルもpovoに乗り換えました。
これにより僕の楽天市場の還元率はさらに下がります。
(楽天に買い物を集中しなければダイヤモンド会員も維持できないので2倍となってしまいます)
楽天経済圏を離脱してよかったこと
楽天経済圏を離脱してよかったことは
- お買い物マラソンへの縛りがなくなったこと
どうしても還元率が高いとせっかくのチャンスだしあれもかっておこうかな…みたいなことになり、楽天市場への滞在時間が長くなります。
- 期間限定ポイントの消化を常に意識しなくて良くなった
例えば、セブンイレブンだったら三井住友VISA(NL)なら5%還元なのを知っていながらも楽天の期間限定ポイント消化が優先になってしまったりしていました。
速度制限にかかっているときは本当はidやedyで支払いたいけどポイント消化のためにレジでもたついていたストレスからも解放です。
- 普通にアマゾンの方が便利
あとは、Amazonの方が画面が見やすくて商品到着までのスピードも速く、受取箇所も会社の近くにしたり出来て単純に便利です。しかも、安いことも珍しくない。
- 解放感
ミニマリスト的には楽天に踊らされていた過去の自分からの解放感があります。
何事も盲目的にならずにたまには見直しをしてみると良い発見があるかもしれませんね。