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食用コウモリの味の感想、パラオでコウモリ食べてみた話
食用コウモリとは
コウモリは食べられるって知ってましたか?
「食用コウモリ」とか「フルーツバット」と言われ、
- インドネシア
- 中国
- オーストラリア
- ラオス
- ブルキナファソ
等、様々な国ではポピュラーに食べられているそうです。
一方で、
- キリスト教影響が強い欧州ではコウモリの売買と食肉を禁じる国際法
- 日本では、コウモリは鳥獣保護法の保護対象
なのでなかなか食べられる機会はないのですが、先日コウモリを食べる国のひとつであるパラオに行く機会があったので、コウモリ食べてみました。
食用コウモリの味の感想とレビュー
コウモリ味のスープ
注文すると、コウモリはスープに入った状態で出てきます。
この真ん中にある黒い物体がコウモリです。
分かりづらいですが、身を丸めています。
コウモリ登場
スープに浮かぶコウモリを見て衝撃を受けていると、店員さんが中のコウモリを広げてくれました。
これみればコウモリってわかりますよね。舌出してます。
せっかくなので僕も持たせてもらいました。
ドラクエのドラキーみたい。
コウモリスープの味
スタイリッシュぼっち
と思いきや、
店員さんがコウモリをさらに調理してくれるとのことなので
先ほどまでコウモリの入っていたスープを飲みながら待ってました。
味は普通の中華風なスープと変わりません。
さっきコウモリが入っているのさえ見ていなければ気がつかないでしょう。
焼きコウモリ食べてみた
20分ほど経って出てきたのがこちら
スタイリッシュぼっち
丸焼きにされていて、口にはトウガラシくわえさせられています。
別の角度から見るとこんな感じ
焼きコウモリの味
肝の部分と身の部分がありますが、ほとんどは骨なので実際に食べられる部分は少なめ。
味は、鶏肉を少し苦くしたような感じ。
わりとシンプルに丸焼きされていてそんなに味付けがない、コウモリ本来の味なのでしょう。
獣を食べてるワイルドな自分に陶酔することはできるけどまあ、美味しいとは言えませんw
というか、味よりもコウモリの顔が思いっきりこっち見てる気味の悪さと罪悪感が混じった不思議な気持ちの方が強い。
パラオでコウモリが食べられる店
このコウモリを食べたのは「Mog Mog Restaurant」という店です。
ホテル店間の移動は無料送迎してくれます。
雰囲気的にも高級レストランって感じはしませんでしたが、コウモリは値段的には日本円で言うと2万くらいするのでかなり高め。
それでも、滅多にない機会なので食べましたが、まあ1回でいいかなというのが正直な感想。
コウモリ以外は美味しい
ヤシガニ
マングローブ蟹
タロイモコロッケ
等、コウモリ以外の他の料理はおいしかったです。
パラオ行ったらコウモリ食べてみて
一旦グアム経由しないといけないし、パラオ自体なかなかに行きにくい場所ですが、パラオに行ったら是非コウモリ食べてみて!
とは決しておすすめしないけど一生の思い出に残るのは間違いなし。