この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。
Studio One初心者である僕が、現時点で効率よく曲を作る方法をまとめておきます。
こうしたほうがいいよ等あれば教えてください。
僕の現在の状況
・DTM歴1.5ヵ月(何年もやろうとしては挫折しているので人生全体では3ヵ月?)
・1日当たりの平均的な取り組み時間30分程度
・音楽理論の知識ゼロ
・学習方法独学でyoutubeとwebサイトの検索
・使っているパソコンはHUAWEIのMatebook13
・Studio One 5 Professional
白鍵盤だけでメロディを入力する
まずはグランドピアノのシンセサイザーをいれます。
そして、白鍵盤だけで思いついたままメロディを入力します。
白鍵盤に限定しておくことでCキーにすることができ、メロディにあうコードを探しやすくするためです。
で、ここからが効率よく入力する上で大事なポイントなのですが、
入力の際には1音入れる
→Ctrl+Dで同じ音を入れる
→矢印の上下で音の高さを調節(↑↓)
→間が欲しいときはAlt+矢印(→)で間を空ける
→スペースキーで再生&一時停止で曲が思い通りになっているかを確かめる
→修正
→「,」で曲の初めに戻りスペースキーで再生&一時停止で曲が思い通りになっているかを確かめる
…という感じで極力マウスを使わずに入力していきます。
MIDIキーボードを使えばより効率的なのかもしれませんが、
現状挫折を防ぐ為にもどこでもすぐに取り掛かれるということを優先し、
MIDIキーボード無しで取り組んでいます。
コードを入力する
メロディにあうコードを探し出します。
白鍵盤のみのメロディにはキーCのダイアトニックコード(キーに合う3音の和音(コード)のこと)を使えばしっくりきます。
具体的にはC,Dm,Em,F,G,Am,Bm(b5)です。
これらのコードをメロディに当てはめます。
基本的にはメロディに使われている音を含むコードを選ぶと合う可能性が高いです。
例えば、メロディにドを使っているならド、ミ、ソで構成されているコードであるCを使うとしっくりきます。
(多分他にも方法があるっぽいのですが、初心者なので現状このやり方が効率的だと思っています)
コードの入力は一番上のコードの部分を開き、選択して入力します。
(ここに画像を入れる)
コードを実際にならすためには「i」を開き○○にチェックをいれます。
(ここに画像を入れる)
シンセサイザーを選べば選んだシンセサイザーでコード音を鳴らしてくれます。(僕はギターを選んでいます。)
(ここに画像を入れる)
初心者のうちはこのままでもいいのかもしれませんが、ただ単純にコードの音が鳴ってるだけなので曲っぽさがありません。
もう少し曲っぽくするために使える機能として左側のFX+という部分をクリックするとでてくるArpeggiatorがあります。
(ここに画像を入れる)
こちらを利用すれば、ある程度動きのある演奏を自動で行ってくれます。
ベースを入力
ベースは単純にコードのルート音(例えばCコードならC)を入力します。
ただのルート音が嫌な場合は、Arpeggiatorでフレーズを入力するのも手っ取り早いです。
四つ打ちドラムを入力
ただ単純に四つ打ちドラムを入力します。
僕はドラムの知識がないので一旦曲全体に四つ打ちドラムを入力した後、少しづつ変化を付けています。
インストの場合はこれで基本的な曲作りは完成です。
本当はベロシティとかもっと調節することがあるのですが、
知識ゼロからそこまでやると挫折しそうなのでとりあえず慣れるまではこれで完成とします。
また、初音ミクに歌わせる場合は以下、もう少し続きます。
メロディのMIDIをエクスポートする
初音ミクに歌わせるため、初めに作ったメロディのMIDIをエクスポートします。
右クリックしてエクスポートします。
(ここに画像を入れる)
この時、ファイル形式が最初はmusicloopになっていますが、MIDIに変えて保存します。
(ここに画像を入れる)
MIDIを初音ミクに読み込む
エクスポートしたMIDIを読み込みます。
(初音ミクでもMIDIを入力できますが、MIDIの入力効率は圧倒的にStudiooneの方が良いのでこのやり方をおすすめします。)
読み込むと最初は全てららら~で歌うようになっています。
一番最初の音階をクリックし、歌詞をひらがなで入力します。
一番最初の音階で入力すると自動的に次以降の音階に文字が割り振られます。
「僕は」とうたって欲しいときに「ぼくは」じゃなくて「ぼくわ」と入力したり、「ん」は入力しない方が自然だったりと独特です。
でも、入力している間に慣れてきます。
ややこしいのが、初音ミクではStudio oneのショートカットキーと違い、Ctrl+←で最初に戻ります。
なので、スペースキーで再生&ストップして思い通りになっているか確認→修正→Ctrl+←で初めに戻ってもう一度再生…という流れで調節していきます。
Studio oneで最終調整
Studio oneに戻り、楽器と共に再生してみましょう。
思い通りになっていたら曲全体をエクスポートします。
書き出すとよくクリッピングが起きるのですが、その対処法は
Studio Oneでクリッピングが起きた時の対処方法に書いておきましたので参考にしてみて下さい。
1曲できるまでかなり大変
以上が、Studio one初心者の効率的な曲の作り方です。
ただでさえ音楽理論が無いのに、DTM特有のよく分からないキーワードだらけでここまででもかなり時間がかかりました。
この方法では明らかに初心者が作った感でまくりになりますが、一旦このくらい単純なやり方で慣れてからベロシティやエフェクターの世界に入る方が良いと信じています。
正直ググったりしてもある程度知識がある人が書いてしまっていて、
ググった記事の内容を理解するためにググらないと前に進まない…という状況だったので初心者の気持ちが分かるうちに記事にしておきました。